鹿島神宮の大鳥居 木製で再建

2012年1月17日(火) (朝日新聞)

鹿島神宮の大鳥居再建完成予想図=鹿島神宮提供

鹿島神宮の大鳥居再建完成予想図=鹿島神宮提供 (朝日新聞)

昨年3月の東日本大震災で倒壊した鹿島神宮(鹿嶋市)の大鳥居が、木製で2014年に再建されることになった。以前のものは御影石製だったが、安全面を考慮した。震災後、遠くから境内が見通せる状態が続いており、参拝者からは「鳥居がないと寂しい」といった声が寄せられていた。

 倒壊した大鳥居は、笠間市産の御影石製で1968年に建てられた。高さ約10メートル、最大幅約15メートル、重さ約100トンにのぼる壮大なもので、常陸国一の宮のシンボルだった。震災で倒れて砕け散ったが、周囲に参拝者らがいなかったため、けが人はなかった。

 神宮の震災被害は大鳥居だけにとどまらなかったが、大鳥居の再建を求める参拝者らの声が日増しに強まった。神宮でも連日のように協議した結果、「参拝者の安全を考慮した場合、木製が最良」ということになり、境内のスギの木を使って再建することが決まった。鳥居の一番上にわたす材木は左端の直径が1・1メートル、右端は1メートルと太さが微妙に違う「鹿島鳥居型」で造るという。山形県内で加工された後に現場で組み立てられる。14年6月に完成する予定だ。

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