1月終わりから続いてきた鹿嶋市宮中の増改築工事がようやく完成しました。
外観は既存の外壁に比べて増築部分をあえて目立たせるようにしました。
屋根の形状は当初は既存の住宅に合わせて施工する予定でしたが、肝心の太陽光発電のパネルを南面に多く載せることを優先させたので、あえて片流れにしました。
おかげでシャープの新製品、単結晶タイプのブラックソーラーを既存の住宅と合わせて4.0kw以上載せることが出来ました。

増築部分の和室もモダンスタイルな雰囲気に仕上げました。



以前和室だったところは、リビングにして、造り出窓には集成材のカウンター、北側の壁には一面リビング収納ボードにしました。

家の前に建築面積6帖分の増築をするにあたり、外構のブロックがどうしても建物にあたってしまうため、当初は単純にリビングを南側に1間(1m82cm)だけ出す間取で検討してたようですが、あまりいい間取りではありませんでした。
「和室をあえて南に造り、今の和室をリビングにした方が、断然使い勝手の良い間取りになりますよ。
外構の補修は数万円程度で済みますし、全体にかかる増改築費に比べたら、大したことありませんから、その方がいいですよ(^^)/」
とアドバイスしたところ、御施主様も納得されました。
間取りもキッチンを南側に移して、奥様がカウンターからリビングで遊ぶ幼い子供さん3人を見渡すことが出来るようになりました。また、洗面室へはリビングへ迂回せず直接行けるようになり、以前キッチンがあった空間は壁で仕切って両側にパントリー(食糧庫等)を設けました。奥様もこの間取りには大変満足されてます(^^)/
仕様もお客様が本当に気に入っていらっしゃる、夏は涼しく、冬暖かな外断熱仕様での増改築もうまくいきました。
外断熱施工の詳しい説明写真についてはこちらから>>>「ダイライト&カネライトフォームで耐震外断熱リフォーム~鹿嶋市宮中T様邸~」
今から6年前の今回のT様邸新築当時が1月で、以前在籍していた会社で完成住宅展示会を実施したときの事ですが、外はその日大雪でしたが、リビングの200Vのエアコン一台で、家全体が暖まりましたっけ・・・
今回も2月の寒い早朝からの現場打ち合わせ時、増築箇所に室外機がかかってしまうため、エアコンを取り外してしまったので暖房器具が全くない中での打ち合わせでしたが、外からの日光で家が温まって、寒さを感じませんでした。
やはり、今の時代超省エネで過ごせる外断熱の家をお奨め致します。
コスト的にはポリスチレンの基礎・壁・屋根断熱材と24時間熱交換型換気システム等々、坪単価プラス5万円くらいです。
それで、冷暖房費を大幅に削減出来、家十どこに行っても寒さや暑さをあまり感じない快適な生活が出来るのですから・・・
来月から、その外断熱仕様、そして自然素材をふんだんに使った新築工事が始まります(^^)/
お楽しみに (/^o^)ゞ
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