神栖市知手中央K様邸にて行われているダブルロック工法による地盤沈下修正工事におきまして、先週ジャッキアップにより、家屋の方は水平になりました(^^)/。
約東南方向に16cm沈下していた家の中は、水平になりお客様も喜んでおりました。(^-^)
よちよち歩きのまだ幼い子供さんもいるので奥様もこれでひと安心です。
まだ、微調整しているところだったので、仮の木片が入っている状態でしたが、上記の写真を比べてみると調整杭が明らかに高くなってますね。
ただ、ジャッキアップして入れた基礎の下の調整杭のさらに下は、液状化した地盤のままなので、これから2種類の液材を圧力をかけて注入して、その下を岩のように固めてゆきます。
2種類の液材が土壌に注入と当時に瞬時に岩のように固くなり、杭の下を支持層にしてこれ以上家が沈下しないようにするのがダブルロック工法の特徴です。
この2液を混ぜ合わせる方法は以前からあるらしく、知り合いの土木会社の社長に言わせると、幹線道路の舗装などで使用されるとのこと。
地下4mも入ってしまうほど、物凄い圧力をかけて地面に注入してゆくので、入れすぎて路面が規定以上に盛り上がってしまうと、それこそ石を研磨する機械でないと削れないほど固くなってしまうとのことです。
ですから、家屋沈下修正の際の使用も熟練した技が必要になりますし、入れすぎて膨らみすぎてしまうときのために、調整杭を使用してます。
通常ジャッキアップなしのダブルロックの液材注入のみでも家は上がりますが、上がるのは8cm程度だそうです。
ですから、10cm以上沈下してしまっているとまずはジャッキでとりあえず家を上げ、水平になったところでその下をダブルロックで固めるとのことです。
来週はいよいよ液材注入です。
お楽しみに・・・
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